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COLUMN

BIG FISH (2000.1.19)
BIG LURE (2000.1.19)
レッドヘッド? (2000.1.19)
サーフェイス・ゲーム (2000.1.19)
キャッチ&リリース (2000.1.30)
愛しきアングラーたちへ。 < 特別寄稿 > (2000.2.26)
GTタックルって・・・(ちょっとだけ西表島釣行記?) (2000.5.13)
釣り人の立場から (2001.1.24)

BIG FISH

スズキを本格的に狙いはじめてから(98年6月頃)、当初釣れるサイズは60cm級ばかりだったけど、次は70up、そして、その上と目標を高めていくうちに、運・フィールドにも恵まれて99年は90オーバーを何本かキャッチする事が出来ました。
釣り人なら誰だって、「同じ釣るのなら、より大きな魚を」と考えるのが自然ですよねえ、多分。だったら、狙うしかないですよ。
それに、大物狙いでボウズくらっても、小さい魚を無用に傷つけなくて済んだと思えば、腹もたたないですし。(笑)
何年も何年も大自然の中で、そして人間の手からも逃れて生き抜いてきたスズキ達を相手にしていきたい。
ズバリ、常に照準は90オーバー、やっぱメーターオーバーだあっ!
って、おいおい、そんな事言い切っちゃっていいのか?

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BIG LURE

「ビッグ・ルアー=ビッグ・フィッシュ」
う〜ん、まさに、ルアーフィッシィングの王道って感じですね。
別に小さいルアーじゃ大きい魚は釣れないってわけじゃないし、もちろん、その逆もあるんですけど、餌釣りしてたって大きめの餌を付けたら、大きい魚が釣れそうな気がするじゃないですか?
あちこちで良く言われている「マッチ・ザ・ベイト」でいけば、もっと巨大なルアーがあってもいい筈だし、そこまでいくと別の非現実的な問題が起きてくるので、まあ程々にということで・・・。
なにより、ビッグ・ルアーを使ってると、いかにも大物狙っているんだという実感がわいてきて、楽しいじゃないですか。
とか言ってるけど、175や18cmで掛けたことなかったりして。

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レッドヘッド?

誰でもレッドヘッドカラーのルアー1個や2個は持ってると思うけど、え?全部?それはないでしょ。
シーバス(*)釣るんならレッドヘッドが無難な定番カラーってことで、使う人が多い(と思う)ので、それで釣れちゃう。で、また使えばまた釣れるという図式が成り立ち、やっぱり一番のヒットカラーということになってしまう。
このカラーが何故シーバスに対して有効かっていうのは、赤が小魚のエラの色に見えるからだとか、血の色だからシーバスを興奮させるんだとか、水中では赤は目立たないので実際のサイズより小さくナチュラル(アクションが)に見せることが出来るからだとか諸説あるようだけど、実際のところはシーバスに聞いてみなけりゃわかりません。
とにかく、猫も杓子もレッドヘッドっていう状況が好きじゃないので、私は使ってないです。単なるヘソ曲がりなだけかも知れませんが。
ま、自分の好きなカラー、得意なカラーを投げればいいんですよ。

(*)スズキのことをシーバスと表記
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サーフェイス・ゲーム

ロッドの先にぶら下がっているトップ系のルアーをキャストして、ルアーを流れに乗せ、息を殺しつつラインを巻き取る。聞こえてくるのは水の流れる音だけか?、なんともいえない緊張感の中、静寂をぶち破るように水面が盛り上がって、ルアーが水中に引きずり込まれた。心臓が刻むリズムは更にアップテンポ、頭の中が真っ白になる・・・。

理屈抜きで水面勝負は楽しいです。一回でも釣っちゃうともう病みつきになりますよ。だから、ミノーとかに比べて少々フッキングが悪くても、ついつい投げちゃいます。
トップに限らないけど、バイトを待っている時の「0」の状態から、いきなり、ドンッと「100」になる(つまりヒット)っていう落差、じゃないな較差?音響関係の用語で言うと、ダイナミックレンジの広さとでも表現するかな?う〜ん、適当な言葉が見つからないんですけど、そんな感覚がたまりません。
もっとも、私の場合は、ずーっと「0」というパターンが多いんだけど。

わかりにくい文章ですいません
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キャッチ&リリース

やっぱりこれは避けて通れないので、ちょっと書いておきます。
私も人から頼まれた時なんかはキープしたりするんですが、基本的にはリリース賛成です。
そもそも自分のしているリリース方法が正しいのかも怪しいものだし、リリース後の魚が無事に生存しているかどうかもわかりません。私が釣る魚の数なんて所詮知れたものです。しかし、その魚を全部キープしてしまえば確実にそれだけの魚は減ってしまうわけです。もちろん、魚が減っていくのは、釣り・漁による捕獲だけでなく、環境の悪化など他の要因も絡んできますが・・・。
何年、何十年か先に90cmのスズキ(他の魚種も含めて)を幻にしない為にも、先ずは自分が出来る事からやってみようと考えています。

そして、魚を放してやる時は、相手をしてくれた魚に感謝の意を込めて・・・。

なんか当たり前のこと書いてるような気がするな
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愛しきアングラーたちへ。    < 特 別 寄 稿 >

ロッドを振って、ルアーが水面にチャポンと沈んだ瞬間から、
アングラーとマザーネイチャーとの対話が始まる。

エアーの中で生きている陸に上がった人間と、
今もまだ水中で呼吸する生き物。
両者をつなぐコミュニケートのエクイプメントは、
アングラーの手に握られたロッド、ライン、そしてエンドのルアー。
…それは水の中の生物に話し掛ける糸電話のよう。

アングラーはいつも見えない水面下の生き物に話し掛ける。
ロッドを上下させ、ラインを確かめ、ルアーの動きをコントロールし、
自分の感覚を研ぎ澄ませ、水面下のすべてを感じ取ることに集中する。
「だれか、聞いてるかい ボクの声を?」 と。

その問いかけは、ほんとうは、魚だけにではなく…。
自分をとりまくすべてのネイチャーに。
風、光、音、大気のすべて、
見えない水面下の地形、流れ、力…。
アングラーの体から伸びたロッドの先は、それらすべてと対話する。

ロッドを振った瞬間からアングラーは問いかける。
その問いかけがコンプリートされる瞬間をアングラーは知っている。
コミュニケートの確かな答えがバイトの瞬間。

我が問いかけに答えてくれた興奮。
母なる自然とコミュニケートできた喜び。
手元に引き寄せ、魚に触れて安寧。
そして感謝のリリース。

ただ雄大な自然を眺める感動ではなく。
言葉を交わせずとも
生きているもの同士のコニュミケーションを実現できるアングラー。
だからこそ、彼らの自然を愛する気持ちは尊い。

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GTタックルって・・・(ちょっとだけ西表島釣行記?)

つい最近、GTに挑戦する機会があったんだけれど、おそらくルアーをキャスティングして釣るには最強であろうGTタックルなんて見たことも振ったこともなかったし、はたして自分にそんな道具を使って100g以上もあるルアーがまともに投げれるんだろうかと不安があったのは確かである。
で、それを初めて手にしたときの感じは、「ほとんどただの棒!?」・・・んー、やっぱり思ったとおりだ。 そして、初キャースト!“ブンッ” “ヒューーン” 飛んだ!それまでの心配をよそに意外と気持ちよく巨大ルアーは飛んでいった。オッ、結構いけるじゃん!ってなわけで、それからまる2日間と半日投げ続けた。そして最後の最後の日、ついに我がツルワニペン(GL 工房)にトレバリーが襲いかかった!って、残念ながらフックに乗せることは出来なかったのだが・・・。

ところ変わって、いつもの「江の川河口」である。K‐TEN175なんぞ投げてたんだけど、多少向かい風が強いにもかかわらず、それ以前に比べてCPS112をしっかり振りきれている自分に気がついた。もしかして西表でGTタックル振りまわしてたおかげで少しはキャスティングが上手になったのか?なーんて、思わぬところで効果を実感してたりして。

いろいろ他のこともやってみるもんですねえ。

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釣り人の立場から

私は家のすぐ裏が海という環境で生まれ、そこに当たり前のようにある海や魚たちと戯れながら育ってきた。
そんな海辺の風景も昔と比べると、ずいぶん変わってしまったものだ。子供の頃、海水浴を楽しんだ砂浜、磯遊びをしたあの場所・・・今は分厚いコンクリートの下で眠っている。
埋め立てや開発が絶対反対とは言わないし、それが必然な場合もあるかもしれない。また、私もその恩恵を受けているであろうことも否定できない。
だが、無節制にそれらの行為を繰り返した結果が何をもたらすか、それは誰もが承知しているはずだ。

もちろん私自身も自然に対して全くダメージを与えていないとは言えない。
我々人間が今日の現代文明の中に生きていること自体が、すでに自然界に何らかの犠牲を払ったうえに成り立っているものであり、壊れてしまった自然や生態系、そこに暮らす生物はもう二度と戻ってこないし、仮にとり戻せるとしても、並大抵の努力では成し得ないであろう。

今ある自然をこれ以上壊さないように守り続け、そして、これからも豊かな自然の中で釣りができますように・・・。

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